むか～し、むか～し、・・・88話

お爺さんと’はしれ’が、試験管に’おう湾’の海水を入れ’芯式加熱器’の炎で

炙る。を、繰り返していると、試験管の底に白い結晶が、溜まって来ました。

お宝探しが始まり5時間、’はしれ’の腕時計は14時を指していました。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・87話

海辺で作業を始めたお爺さんは、持って来た’黒の油性筆記具’で’芯式加熱器’の

芯を黒く塗り、その芯に’はしれ’は、南の空高く輝く恒星「ゑ」の光を拡大鏡で

集め点火しました。

次に、試験管を取り出し、それに’おう湾’の海辺の海水を少量入れたら、点火した

’芯式加熱器’の炎で炙る。を、何度も何度も、根気良く繰り返しました。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・86話

’おう湾’地区のお宝探しが始まり、左門から海辺に向かい3時間。

3連惑星「衣」「呂」「葉」の共通の恒星「ゑ」は、惑星「衣」

の衛星「居神の星」、’佐ぁ～渡菜ヶ島’の南の空高く上がりました。

海辺に着いたお爺さんと’はしれ’は、持って来た道具を取り出し、

手際良く作業を始めました。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・85話

’六斗の猫’の斑紋から、出て来たネズミは102匹になると、

お婆さんの歌う「ちゅうちゅう列車♪」の声のする方へ、

裏山の茂る草木を、かじり倒しながら登り出しました。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・84話

’はなさ’が、’ネズミを自由に操る’と言い伝わる、六つの星を背に抱く

’六斗の猫’の斑紋を触ると、お婆さんは、「ちゅうちゅう列車♪」と歌い

出しました。すると、それに合わせて「にゃ～♪」と啼く’六斗の猫’の

斑紋から、次々とネズミが踊りながら列になって出て来ました。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・83話

3連惑星の「衣」の衛星「居神の星」、”佐ぁ～渡菜ヶ島、宝探しの旅”

が始まりました。お宝を探し出し、24時間以内に戻れると、自信満々に

お爺さんと’はしれ’は、左門から、海辺に向かいました。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・82話

お爺さんと’はしれ’は、お宝探しに用意されていた道具から、’黒の油性筆

記具’と’芯式加熱器’など、他に何点か選び、出発地点の’左門’に来ました。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・81話

すると、’秋の種’を食べた猫の背には、’六つの斑紋’が現れました。

それは、この３連星惑星のひとつ、「呂」に言い伝わる、

’ネズミを自由に操る’、六つの星を背に抱く’六斗の猫’でした。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・80話

お婆さんが鶴の’おわん’を見つけた頃、まだ’ハナサ’が叫び続けて

いると、猫は、落ちていた’秋の種’を食べてしまいました。すると・・。

つづく。


’ハナサ’「もぐもぐたいむ？」猫「そだにゃ～」

むか～し、むか～し、・・・79話

身体が宙に舞い、裏山を進むお婆さんは、’レバニア’に嘴を噛み付かれ

たままの、鶴の’おわん’を見つけ出し、そこに辿り着く事が出来ました。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・78話

’おう湾’地区の宝探しの定員は、各々2名。お爺さんと’はしれ’が

参加して、’ももた’と・御猿・緒雉・雄犬・は、二人を見送りました。

お宝は、「居神の星」24時間以内に見つけ出し、手に入れれば、

賞品として貰えました。・・・見つけ出す鍵は、’太陽’と’月’でした。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・77話

お爺さん達の”佐ぁ～渡菜ヶ島、宝探しの旅”は、下車した’おう湾’地区からで、

探すお宝は、その塩を舐めた人は、みんな仲良くなる’ミカタの塩’と、そこに

入れると、どんな料理も美味しくなる、ノラ印の’サジ加減布袋’でした。

つづく。

むか～し、むか～し、・・・76話

今度は、お婆さんが、叫び続けている’はなさ’から’ソラ豆’を受け取り、「’おわん’の
所へ、ソラ！豆！！」と言って、豆を飲み込むと、身体が宙に舞い、進み出しました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・75話

しかし、’はなさ’が’秋の種’を撒いて、「草木を枯れ葉に変えましょうー！！」
と、叫び続けましたが、草木の葉が色付く所か、何の変化も起きませんでした。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・74話

鶴の’おわん’を探しに、草木が生い茂る裏山に入ると、直ぐに’はなさ’は、持って
来た’秋の種’を撒いて、「草木を枯れ葉に変えましょう！」と叫びました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・73話

アッ、と言う間に時空鉄道‘333333333’～数理無印～は、衛星「居神の星」
‘佐ぁ～渡菜ヶ島’の‘おう湾’地区の、左門にある‘ほーさく四次元駅’の99番線に到着。
お爺さん達は、ここで下車ました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・72話

さて、お爺さん達は、惑星「衣」に到着すると、’つねなべ四次元駅’に向かい、そこで、
時間軸航行の、時空鉄道‘333333333’～数理無印～で”佐ぁ～渡菜ヶ島、宝探しの旅” の地、衛星「居神の星」へ向かいました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・71話

家に到着したお婆さんと’はなさ’は、’レバニア’の水槽のある部屋に入り、
様子を見て察すると、鶴の’おわん’を探しに直ぐに裏山に入って行きました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・70話

お婆さん達は、宇宙船に戻り、猫に‘どら焼き’を１個食べさせると、残りの
’どら焼き’’秋の種’’ソラ豆’の各1個は‘缶に入れたまま持って帰路に就きました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・69話

猫が缶の蓋を開けると、お婆さん「あけ、ましておめでとうございます。」と。で、
缶の中には、‘どら焼き’が２個、‘秋の種’が１個、‘ソラ豆’が１個入っていました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・68話

その缶には、‘音声認証鍵’が使われていましたが、お婆さんは「そんなの‘缶’アケ
ネェコ、お婆！！」と唱えると、あっさり開錠して、猫が缶の蓋を開けました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・67話

一点を見つめた猫の鳴き声が「ここ掘れ、にゃぁ～」と聞こえるので、お婆さんと
’はなさ’がそこを掘り返すと、手提げ金庫の様な鍵の掛かった缶が一つ出て来ました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・66話

さて、お婆さんは、’はなさ’と’星のミナモト畑’に到着して畑仕事を
始めると’はなさ’の連れて来た猫が一点を見つめて鳴き出しました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・65話

驚いた鶴の’おわん’は、食べると三日位長生き出来るらしい’レバニア’に食べら
れてしまうと、嘴を噛み付かれたまま部屋を飛び出し、裏山に逃げ込みました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・64話

鶴の’おわん’には、水槽で泳いでいる魚が美味しそうに見えたので、水槽の
上から覗き込んでいると、突然’レバニア’に嘴を噛み付かれてしまいました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・63話

鶴の’おわん’が入ってしまった部屋には水槽があり、中は’プロトク河’に棲む
凶暴だが、食べると三日位長生き出来るらしい’レバニア’が泳いでいました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・62話

鶴の’おわん’は、隣の部屋から聞こえる、ピチャピチャ魚の跳ねる様な音が
気になり、お婆さんに入らない様に言われた、隣の部屋に入ってしまいました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・61話

お婆さんは、宇宙伝書鳩’コウ’が戻って来ると、鶴の’おわん’に隣の部屋には、入ら
ない様に話すと’はなさ’と”簡易個人用宇宙船”で、’星のミナモト畑’に出掛けました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・60話

お婆さんからの伝言便を、宇宙伝書鳩’コウ’から受け取った
お爺さんは、それを読まずに自分の手荷物に仕舞いました。
つづく。

むか～し、むか～し、・・・59話

お婆さんは、’ハトのエース’が出て来ないので、
年下のはとこの’コウ’をお爺さんの所へ飛ばしました。
つづく。