むか~し、むか~し、・・・131話 [昔話!?]
文通蜂’文文’の配送した、位置情報だけの便りを見て、お婆さんを探しに、
一旦家に戻る’きんの’を見送ると、砂浜に残った’うらし’は、一生懸命に
手足をバタつかせて、助けを求めている亀の姿のお爺さんが、”キビキビ団子”を
一度に3個食べたせいで、亀の姿になり、”佐ぁ~度菜ヶ島、宝探しの旅”から、
過去の此処に来たと、分かる訳も無く、「本当に顔が、お爺さんにソックリ
だなぁ!」と、呑気に話し掛けたりしていました。
そして、何気なくその亀の姿のお爺さんを、ひっくり返すと、見覚えのある
お爺さんの手荷物が、甲羅の裏に引っ掛かっていました。’うらし’は、まさか!?
と思い乍らも、その中を調べて見ると、お宝探しで、’ミカタの塩’を集める時に
使った’黒の油性筆記具’などと一緒に、お爺さんが、読まずに仕舞い込んだ、
お婆さんからの伝言便も入っていました。
つづく。
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