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むか~し、むか~し、・・・122話 [昔話!?]

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’きんの’は、目覚めた巨木の傍で夕暮れを迎え、呆然としていました。

あの、’多厳の滝’の出来事は、全て、幻想、、、?そして、巨木の洞は何処に、、。

そんな事を思いながら、「お婆さんは、大丈夫だろうか、、」と、呟きました。


これから、どうすれば良いのか判らなくなり、取り敢えず腹が減っては、

動けないと、オニギリを食べようとしましたが、手を滑らせ下に落とすと、

転がり出しました。オニギリ、コロリン、スッコロリン、、、。

すると突然、巨木に洞が現れ、一瞬にオニギリを吸い込むのと同時に、

’きんの’も、’鉄の斧’と転がる様に、吸い込まれてしまいました。

’きんの’も、コロリン、スッコロリン、、、。

つづく。
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