むか~し、むか~し、・・・114話 [昔話!?]
’きんの’は、’多厳の滝’に落とした’鉄の斧’を早く探したいのですが、繰り返し
「お困りの、呑気な’きんの’、のり巻こお」と回文を、もう笑わせると言うより、
鬼気迫っていたので、持って来たオニギリに海苔を巻きました。
すると、実は空腹だっただけの’多厳の滝’の主、‘寿限無、寿限無、五劫の擦り切れ、
海砂利水魚の水行末雲来末風来末、食う寝る処に住む処、やぶら小路の藪柑子、
パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイの
ポンポコピーの、ポンポコナーの長久命の長介だよ、善因修業!’は、
「オニギリ、怖いー!!」と言いつつも、その海苔が巻かれたオニギリを、自分の所に
瞬間移動させると食べてしまい、ご馳走様。そして、一言、「サプライズ!!」
’きんの’は、「欧米か!!」の次は、これかと、思い出した様に「いい加減に、セロー」
と小声で突っ込んでおきました。
オニギリを食べ終えると、やっと徐に「’きんの’さん。貴方が手を滑らせ、、、」
つづく。
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